試験と分析
放射性物質
JFICでは、ゲルマニウム半導体検出器を用い、食品等の対象品における放射性物質の測定を、迅速かつ正確に実施しております。
食品中の放射性物質の測定
JFICでは、福島原子力発電所の事故後いち早く、放射性物質測定においてISO/IEC 17025の試験所認定を取得し、国内だけでなく諸外国からも信頼される試験・分析を依頼者様に提供しております。
測定放射性物質(核種) | ||
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ヨウ素131 (131I) | セシウム134 (134Cs) | セシウム137 (137Cs) |
国内向け食品等の放射性物質測定試験のご案内
厚生労働省では、食品等においてセシウム134及び137の合算値にて、基準値を設けております。JFICでは、ゲルマニウム半導体検出器を用い、国内基準での試験・分析を実施しております。また、ヨウ素131についても、セシウムとの同時分析が可能ですので、ご利用下さい。
平成24年4月から施行の放射性セシウム基準値
分析対象 | 飲用水・飲用茶 | 牛乳 | 乳幼児食品 | 一般食品 |
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検出限界値(核種ごと※)(単位:Bq/㎏) | 1 | 5 | 5 | 10 |
基準値(和)(単位:Bq/㎏) | 10 | 50 | 50 | 100 |
必要試料量 | 2L以上 | 2L以上 | 1㎏程度 | 1㎏程度 |
※検出限界値は平成24年3月15日付けの食安発0315第4号「食品中の放射性物質の試験法について」により、「検出限界値が基準値の1/5の濃度以下であることを確認する」とあることから、核種ごとの検出限界値を設定しています。記載以外の検出限界値の結果をご要望の際は、ご相談ください。
海外向け輸出食品等の放射物質測定試験のご案内
諸外国に食品等を輸出する場合、相手国より放射性物質の測定結果を求められる場合があります。輸出相手国及び、対象製品により検出限界等の設定が異なりますので、ご希望の場合はご相談下さい。特に水産物に関しては、輸出 放射能性物質測定のページにて詳しくご紹介しておりますので、ご参照ください。