News Release

ニュースリリース

【2025年3月改訂「食品期限表示ガイドライン」対応】 科学的根拠に基づいた期限設定をサポートします。

2025年3月に消費者庁より「食品期限表示の設定のためのガイドライン」が改訂されました。今回の改訂では、安全性の確保を大前提としつつ、科学的・合理的な根拠に基づいた期限設定と、安全係数を見直すことによる食品ロス削減への貢献が強く求められています。JFICでは以下の試験・分析サービスで、改訂ガイドライン対応の適正な期限設定を支援いたします。

(1)微生物増殖の検証(植菌実験等)に対応
ガイドラインにおいて、期限設定時の科学的・合理的な根拠の一つとして、植菌実験など微生物の増殖検証が挙げられています。微生物は食品の性状・保存環境によって増殖挙動が大きく異なるため、一般的な理論値ではなく、実際の食品における増殖可能性を確認することが最も確実です。
JFICでは、お客様のニーズに合わせた柔軟な植菌試験を実施いたします。JFIC保有菌株はもちろん、他菌株を入手して使用することも可能です。植菌試験のほかにも、菌株を用いた培地性能試験や殺菌効果試験など、お客様の目的に応じた様々な微生物試験を承っております。まずはお気軽にお問合せください。

(2)期限表示の根拠となる保存試験の実施
ガイドラインが求める「科学的な根拠」の要となる保存試験について、JFICではお客様のニーズに合わせた柔軟かつ多角的な受託が可能です。

① 見落としがちな危害要因にも対応
リステリアや嫌気性菌、耐熱性芽胞菌数など、幅広い微生物検査が可能です。ガイドラインが推奨する製品特性に応じた項目設定にお悩みの場合も、ぜひJFICにご相談ください。また、リステリアについては、製品だけでなく環境の拭き取り検体等にも対応しており、より包括的な衛生管理をサポートします。

② 恒温恒湿機での湿度管理も可能   ※要予約 空き状況などの詳細は都度お問い合わせください。
ガイドラインにおいて、常温で保存する食品は具体的な温度や湿度等の条件を付記することが推奨されています。JFICでは、恒温恒湿機を使用した保存試験も承っております。

お問い合せ

一般財団法人 日本食品検査 首都圏事業所
TEL:03-6436-8765