
当協会は、昭和24年(1949年)の創立以来、食品の試験・検査機関として食品の輸出入に関わる検査試験を通じ食品産業の発展に資するとともに食品衛生の向上など公共の福祉に寄与してまいりました。
最近では平成13年のBSE発生以来、輸入野菜・国産果実の農薬問題から食品の偽装事件と、消費者の「食の安全」に関する不安は増大しております。
このような状況を受け、当協会は、第三者検査機関として、従来にもまして「正確な試験分析」と「信頼される検査」を行う「食の安全と安心をまもる総合食品検査機関」として皆様のお役に立ちたいと考えております。
具体的には、試験分野においては、食品衛生法の登録検査機関および健康増進法の登録試験機関として、横浜試験センターおよび神戸試験センターを中心として、高性能分析機器を整備し、徹底した精度管理体制の下、迅速なデータの提供に努めてまいります。また、横浜試験センター、神戸試験センター、札幌検査所、仙台検査所においては試験の国際的な品質保証体制を構築するためISO17025(試験所規格)を取得しておりますが、今後も取得の拡大を進めてまいります。
検査分野では、当協会は長い歴史を持っておりますが、平成17年に我国初のISO17020(検査機関規格)を取得し、海外も含め食品の製造・流通業からの多様な検査ニーズに対応していくこととしております。また、HACCP、ISO、トレーサビリテイの普及に努めるとともに、食品表示および品質管理技術の研修会も開催して参ります。
今後とも皆様の暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます 。
理事長 前田 重春

- 食の安全と安心を守ることが公益であり、この実現のために尽くすことが協会の使命であることを認識する。
- 食品安全対策においてリスクアナリシス、プロセス管理、フードチェーン管理が重要であることを認識する。
- 輸入食品の安全・安心を確保するため、WTO協定、SPS協定、CODEX規格を重視すると共に、輸出国の生産加工状況を認識する。
- わが国の農水産物輸出の重要性を認識し、輸出検査に前向きに取り組む。
- 国内外に通用する信頼性の高い総合食品試験・検査機関を目指す。
- 国内外の試験・検査機関等との交流・提携を推進する。
- 試験・検査施設を全国に配置し、ネットワーク・フットワーク・チームワークで事業を推進する。
- 試験事業においては「精度管理」を強化し、検査事業においては「検査の品質」を高める。
- 検査事業と試験事業との相乗効果を発揮させることを目指す。
- 試験・検査事業を支えるのは「ひと」であり、役職員が切磋琢磨し、技術能力の向上に努める一方、経営(管理・経理等)の力を強化する。
- 事業活動の公平性・透明性を確保し情報公開を推進する。また、食育及びリスクコミュニケーションを推進する。


